AKEEYO x CHIGEEは、11月4日から9日までイタリア・ミラノのFiera Milanoで開催されたEICMA 2025に出展し、大きな成果を収めました。世界最大級のモーターサイクル見本市であるEICMAは、グローバルなライディングコミュニティとつながり、最新のスマートライディングテクノロジーを披露する絶好の機会となりました。
ブース展開について
Hall 11、ブースT44に設置した当社ブースは、来場者の皆様との交流を重視したデザインを採用しました。ご来場いただいた方々には、革新的な製品群を実際に手に取ってご体験いただき、最先端技術がライディング体験にどう統合されているかをご理解いただくことができました。スタッフ一同、製品に関するご質問にお答えし、最新デバイスの機能をデモンストレーションさせていただきました。
新製品の発表
EICMA 2025では、AKEEYO x CHIGEEの製品ラインナップに新たに加わる重要な製品を初公開しました。
ミリ波レーダー
77GHz帯を使用した新型レーダーシステムは、モーターサイクルの安全技術における大きな進化を表しています。ミリ波レーダーは、接近する車両をライダーに警告するインテリジェント車両検知機能、ブラインドスポットモニタリング(BSD)、そして自動輝度調整機能を搭載。ライダーにとって最も重要な安全課題の一つである、周囲の交通状況の把握をサポートします。
ミラー型ミリ波レーダー
ミリ波レーダーとシームレスに連携するよう設計されたBSDミラーは、ブラインドスポット警告を視覚的に確認できるようにし、ライダーが日常的に使用する馴染み深いパーツに先進の安全機能を統合しました。

XR-1カメラシステム
XR-1は、デュアルチャンネル録画システムで、137度の広角レンズにより1080P HD映像を60fpsで記録します。IP68防水規格に準拠し、5G WiFi接続とeMMCストレージを搭載。過酷なライディング環境下でも信頼性の高いパフォーマンスを発揮するよう設計されています。
デモンストレーションステーション
展示の中心となったのは、AIO-6シリーズと、これらの新しい安全・録画システムでした。実際のモーターサイクルにデバイスを装着した複数のデモステーションを設置し、来場者の皆様にはリアルな使用環境でインターフェースや機能を体験していただきました。

特に注目を集めたのは、極限状態での製品の性能を実演した耐久性デモンストレーションです。このような実践的なアプローチは、長距離ツーリングにおける信頼性を重視するライダーの皆様から高い評価をいただきました。
来場者の反応
6日間の会期を通じて、多くの来場者の皆様にお越しいただきました。ブースには、モーターサイクル愛好家、プロライダー、ディストリビューター、業界メディアなど、多様な方々が訪れてくださいました。特にミリ波レーダーの発表には大きな関心が寄せられ、多くのライダーから、この技術が走行安全性をどのように向上させるかについてのお問い合わせをいただきました。

実際に触れて試していただくデモンストレーションは、システムの実用的なメリットを伝える上で非常に効果的でした。さまざまな市場のライダーの皆様から貴重なフィードバックをいただき、今後の製品開発に活かしてまいります。
チームパフォーマンス
当社チームは会期中、製品デモと技術コンサルティングを複数の言語で提供し、シームレスに対応いたしました。各地域のチームメンバー間の協力体制は、世界中のライダーをサポートするという当社の姿勢を体現するものとなりました。
今後の展開
EICMA 2025への参加を通じて、既存パートナーとの関係をさらに強化し、ヨーロッパ全域で新たなパートナーシップを構築することができました。新型レーダーとカメラ技術に対する好意的なフィードバックは、当社の製品開発が正しい方向に進んでいることを裏付けています。今回のショーで得た知見は、モーターサイクル向けスマートシステムの進化における今後の取り組みの指針となります。
ブースにお越しいただき、製品に触れていただいた全ての皆様に心より感謝申し上げます。EICMAでいただいた会話やフィードバックは、モーターサイクルエレクトロニクス分野におけるAKEEYO x CHIGEEの継続的な成長を形づくる上で、重要な役割を果たすことでしょう。







































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